土曜日は貴重な快晴日でしたが、仕事・・。
日曜日は微妙なお天気でしたが、晩秋の浄土平に行ってきました。
今年一度も行けていなかった東吾妻山へ行ってきました。
鳥子平→景場平→東吾妻山→鎌沼→浄土平駐車場のルートで。
まずは、鳥子平で装備を整えました。
写真ではわかりにくいですが、コバイケイソウたちも迎えてくれました。
霧で太陽も隠れ、人影もない、しずかな鳥子平です。
景場平へ。
去年の10月に訪れたときは、青空ですばらしい眺めを見ることができました^^
が、今年は真っ白です(笑
去年と似た構図で撮ってみました。
さえぎるものがない湿原に咲いていたコバイケイソウ。
強風にさらされて、からだが傾いていました。
こうやってどんどん地面に近づいていき、土に還っていくのですね。
自然なことだとは思いますが、少し悲しくなりました。
景場平を抜けて東吾妻山へ向かう登山道は、木道などがあまりないので雨上がりや霧の日は滑りやすいと思います。
また、写真のように大きい岩や木の根っこが張り巡らされています。
ただ、この日のように風が強いときは、木々に囲まれたなかを登っていけると暖かく感じます。
東吾妻山山頂付近の湿原に到着すると、よりいっそう霧が深くなりました。
・・怖いくらい静かだったので、先を急ぎました。
山頂手前の白い木も、霧の中をさまよっているように見えました。
やはり・・寒いので早々に下山・・。
姥ヶ原に続く登山道も、滑りやすく、倒れている木もあり、、慎重に下山しました。
鎌沼へ向かうと、なんと!陽が射しました。
もしかしたら、東吾妻山を境にお天気が違っていたのかもしれません。
そして、ちょうど雲のあいだから射した光が遠くの一切経山を照らし、輝いた一切経山が鎌沼に一瞬だけ映ったのです。
まるで夕日が鎌沼に映っているようだったのです。
(写真ではとてもわかりづらいです・・)
ここまでずっと視界が悪く、残念な気持ちが強かったのですが、、、この景色を一瞬でも見ることができて、感動しました。
鎌沼をぐるっとまわり、酸ヶ平経由で下山することにしました。
2007年の同じ日に歩いたのを思い出しながら。
下山途中の、華やかな紅葉が見られる場所は、すっかり葉が落ち、別の魅力でいっぱいでした。
トップの写真のような、吾妻小富士を大きく入れた景色が好きです。
ようやく浄土平駐車場までたどり着きました。
スカイライン沿いの紅葉も、白い木が際立っていました。
香さん、こんばんわ。
晩秋は紅葉の最盛期と違って、季節が移ろう趣があってまたいいものですね♪
わたしはついに山岳部の紅葉にはお会いできずに終わってしまいました。
鳥平はまるでおとぎの国みたいです。
霧の囲まれて妖精さんたちもゆっくり夏から秋の疲れを癒しているのでしょう。
コバイケイソウさん、お元気で何よりです。
景場平も霧だったんですね。
わたしは今まで意識していなかった世界が現われる霧の風景がとても好きです♪
木道の向こうに何があるかなんて考えただけでワクワクしてしまいます。
右の低木と木道の配置がとても素敵♪
「湿原に咲いていたコバイケイソウ」
強風にも耐えてがんばっているのですね。
実に力強く象徴的な作品です♪
力尽きて大地に還っても全力で生き抜いたこのお写真のような証があれば悔いはないでしょう。
わたしもこうありたいです。
感動。
東吾妻山山頂付近はどうやら魔法の支配する世界みたいですね。
霧の中の木々がまるで動きまわっているようです。
鎌沼のコバイケイソウさんはどうなっているのかいつも気になっていたのですが、お写真でよくわかりました。
たとえ老いてもとても美しいです♪
一切経山の輝き、とてもよくわかりますよ。
とても素敵な一瞬です♪
蓬莱山も晩秋の美しさがよく出ています。
こうして拝見するとある程度気象条件が変化している時のほうがすばらしい風景に巡り会える機会が多いことがよくわかりました。
それを見逃さない香さんの心眼もまたすばらしいと思いました。
香さん こんにちわ~♪
鳥子平から登り始めたのですね。こちらのコースは浄土平から登り始めるコースと比較しますと、東吾妻への登攀距離が長くて体力を要する健脚コースに思えてしまいます。香さんはさすが、健脚ですね~♪
僕が出会った人では、11月中旬に、幕川温泉登山口から東吾妻山への往復登山された方がおられました。「山は雪だった」と言っていましたが、すごいベテランの登山者でした。
景場平も山頂も霧の風景。秋が過ぎて冬を迎える一歩手前という風景ですね。もの寂しい枯れた景場平の池塘が霧に包まれている風景は、とっても感じるものがございます。
景場平から山頂までの登攀はきついよう思いますが、僕、今年の6月に、香さんとは逆コースで山頂から景場平にあのワイルドなコースを降りて来ましたが、思うに、あのコースは下山の方が疲れる感じがします。膝が笑うというか(僕が歳とっているせいかも)、かえって、ゆっくりと登った方がいいかもね。
今の季節、山頂手前の湿原は寒いでしょ。あそこは6月でも風が強いとウインドブレーカーを羽織らないと寒い感じですもの。中吾妻との間の谷から風が吹き上がってくるんだよね。あそこから山頂までのオオシラビソ林が見事で、「黒い森」の香りがとっても素敵なのですが、あの針葉樹林に霧がかかる風景、僕は大好きなのです。今年の6月のときもそうでした。神秘的なんだ~♪
山頂の森林限界帯に生えるハイマツが、僕は大好きなのです。香さんが登られた日は、山頂は霧でしたよね。僕が平成12年7月に初めて東吾妻に登った時も、山頂は霧で、霧の森林限界帯の風景が神秘的にさえ思えて感動したことを思い出します~♪
香さんが東吾妻山に登られておられた頃、僕は、下の、的場川ブナ林にいました。そこで不思議体験したんですけど。的場川ブナ林から吾妻山を見上げると、寒そうな雲がかかっていた。あの雲の中に香さんがおられたのですね。的場川ブナ林の上を時折強い風が吹いていました。
姥ケ原に降りて視界が開けて良かったですね♪
浄土平駐車場から鳥子平登山口までのスカイラインの歩きは、僕も経験したけど、これがまた足が疲れるんですよね~。
でも、香さんの登山、雪が降らなくてよかった~
あのコース、一人で登るのは、11月最初の連休までですよ。
でも、香さんのお写真、とっても感動しました♪
なんだか、僕の思い出と重ね合わせながらトレースすると、ものすごい臨場感に溢れていまして、心がときめきました~♪
>kikiさん
コメントありがとうございます。
華やかな紅葉が終わり、秋から冬への移行期間のような時期ですよね。
11月に入ってから出かけたのは久しぶりでしたので、出かけられて良かったです^^
鳥子平の大きな池塘は、透明感があり、霧のかかった湿原でもはっきり映し出していました。
景場平に入ると、風も強くなり、まわりの景色がぼんやりとかすみ、いつもと違う世界に変わりました。
kikiさんはワクワクするのですね♪
わたしはまだ立ち入ってはいけない世界のような気がして、怖かったです。
コバイケイソウさんたちは、今も強風に耐えていました。
花が終わったら見向きもされないのはさみしいし、花が終わったら枯れたではなく、土に還るまでが一生だと思うので、そのときまで見守りたいなと思ったのです。
そういうわけで、こりずにもう少しコバイケイソウの話を続ける(予定)です^^;
感想いただけてうれしいです。
今朝、吾妻連峰を眺めたら、雪が積もっているようでした。
吾妻山のコバイケイソウさんたちは、綿帽子をかぶっていたかもしれませんね^^
東吾妻山の木々は、霧に覆われるとふしぎな力を使って動き出すのかもしれません。
やはり、わたしは怖くて・・見つからないように足早に下山してしまいました。
留まっていたら、仲よくなれたでしょうか。
鎌沼では、秋のコバイケイソウさんたちを見て、満開の時期に行けなかったことを後悔しました。
でも、kikiさんの記事で満開の時期を拝見することができたので、その続きをお伝えしよう、、と思っていたのです。
また、鎌沼で見ることができた一切経山の映り込みはとてもうれしかったです。
写真ではうまく表現できませんでしたが、kikiさんの目には届いて良かったです^^
時間の感覚が狂ってしまうようでした。
蓬莱山の様子は、何度見ても好きです♪
お天気が目まぐるしく変化する中で撮影するのは楽しいですね。
今年はそんな日に出会うことが多かったです。
(もっと心の目を養わないと・・)
>やまがっこうさん
コメントありがとうございます。
たしかに・・鳥子平側から登ると、下山する人と出会うほうが多いですね。
初めて登ったときに、こっちを下りに選んだらつらそう・・と思っていたのですが、やはりそのようですね^^
長い登山道も、途中の湿原を楽しみに登ることができるので、わたしは気に入っています。
どうやらわたしは池塘や沼のある山が好きみたいで・・そういう意味でも吾妻連峰は大好きなんだと思います。
幕川温泉から東吾妻山!すごいです。
雪が積もっていたら、わたしなら迷わず引き返します(笑
麦平の挑戦も、実はだいぶ迷い中です。
今朝、吾妻連峰を眺めたら山頂が白くなっていたので・・。
先週が一番良かったですよね・・。
鳥子平~東吾妻山まで、ずっと霧の中を登っていきました。
霧はいろんなものを隠してしまうようで、わたしの日常の疲れも・・登っているあいだは覆い隠してくれました。
山頂に近づくにつれて、とても寒くなりました。
そのような厳しい環境で育つオオシラビソ林だからなのか、、霧のなかからぼうっと現れたときには怖かったです。
わたしが見ても良いものだったのでしょうか・・今になって考えてしまいます。
山頂に広がる低い松はハイマツというのですね。
やまがっこうさんが初めて登られたときも霧がかかっていたのですね。
どんなお天気でも、さまざまな魅力を発見することができ、やはり山歩きは楽しいです。
感想いただけてうれしいです。
姥ヶ原に降りてくると、お天気がまったく違っており、山の天気のふしぎにびっくりしました。
秋から冬という、季節の変わり目でもあるからでしょうか。
やまがっこうさんは的場川ブナ林にいらっしゃったのですね。
記事を拝見し、ブナの紅葉の美しさをわたしも直に見たいなぁと思いました^^