8年待ちました。
コバイケイソウは数年に一度当たり年があるらしく、最近だと2005年がその年でした。
当時、そのときの様子をほかのサイトさまで拝見していて、次回はぜひ見てみたいと思っていました。
(毎年、とくに3年前から7月になるとそわそわしていました。笑)
栂平に行く予定でしたが、せっかくなので、土湯温泉→高山登山口→麦平という、わたしにとっては超ロングルートにしました。
去年の秋に途中で戻り、
実は・・去年、高山登山口から入ったものの、途中の麦平と塩ノ川分岐点になぜか気づかずに塩ノ川へ向かってしまったルートでした・・。
同じ失敗はしないように、よく見ながら無事に麦平方面へ進むことができました。
夏山歩きは、運動不足と暑さにやられて、登るので精いっぱいです(笑
なので、登りはじめて1時間くらいは、息を切らしながらも大木を眺めながら登った様子を写真に残すことができず、残念でした。
そのあとは、だいぶ登りに慣れてカメラを向ける余裕が出てきて、
針葉樹の根の素晴らしさや自由に枝を伸ばす様子のユニークさを写真として残すことができました^^
複雑に根を張る木。
わたしを見下ろす木。ウェーブのかかった枝は、どうやったらできるのでしょう?ふしぎ。
ホウキダケのような大木。この木は、クロベというらしいです。
出発前に予習させていただいたサイトさまで紹介されていた木を、見つけることができました^^
カメラを持ちながらこのガレ場を登るのは、さすがに無理・・。地面が少し湿っているし。
というわけで、目的地の麦平に着くまで、カメラをしまっておきました。
高山登山口から2時間以上歩いて麦平に到着すると、、、
入口からすでに大群生!どうしよう進めないくらい咲いています(笑
コバイケイソウをなるべく踏まないように慎重に歩きました。
ずっと夢見ていた景色で、苦労してたどり着いた場所だったので、感動で泣きそうでした。
よく見ると、小さい花がたくさん集まっています。
前も思ったのですが、ムーミン谷に生息するアレに似ていると思います。
風が吹くと、当たり前ですがみんな同じ方向に揺れます。
大きい花だからか、いっせいに揺れるとおもしろいです^^
独特の香りが漂いました。
コバイケイソウの濃い白の中で、シダの緑色がさわやかでした。
ぜいたくを言うなら、霧がかかっていたら良かったです。
写真の左端に道があるようで、そこを進んでトップの写真を撮り、
さらに進んで幕川温泉方面に降りて、熊の爪痕が残った木を探したいなと思っていたのですが、
コバイケイソウの大群生がどこまでも続いており、踏み跡もないので、むやみに踏んでしまったらかわいそう・・。
というわけで(?)、引き返して反対方向の高山まで登り、浄土平からバスで戻ることにしました。
麦平は、今年もう一度行けたらいいなぁ。
香さん、こんばんわ。
コバイケイソウは毎年咲かないので難しいです~。
そういえば2005年には鎌沼に行ったようが気がします。
栂平はもう終わっていました。
香さんは麦平に行かれたのですか。
わたしは遠いので行ったことがありません。
複雑に根を張る木は大地をしっかりわしずかみにしているのでしょうか。
ウェーブは天然なんでしょうね。
わたしにもやり方があったら教えてください。
スタイルがよい木もいいですね。
わたしはあこがれてしまいます。
それにしてもすごいコバイケイソウの群生ですね♪
わたしもこんなにたくさんの群生は見たことがありません。
これはただただ感動です。
なかなか撮れない貴重なお写真です。
拝見できてとてもうれしいです♪
>kikiさん
コメントありがとうございます。
コバイケイソウの群生、実際に見ることができて、本当に感動しました^^
ず~っと憧れていた風景でしたので、帰りたくなくて、ため息ついてました。
kikiさんは鎌沼で見たのですね。
鎌沼のほとりであの群生が見られたら、やはり感動でしょうね・・。
わたしも見てみたいです。
麦平のあと、栂平も見てきまして、あちらもすごかったです。
後編でご紹介いたします。
麦平への道のりは、本当に長かったです。
夏だから、なおさらかもしれません。
そのぶん、到着したときの達成感が素晴らしかったです。
はじめての麦平は、コバイケイソウのおかげもあって、とても良い思い出になりました♪
大地をわしづかみ、、すてきな表現ですね^^
そういう目で見ると、一生懸命に根を伸ばして生きようとする様子がよくわかりました。
天然のウェーブの木も、スタイルの良い木も、どれも個性的でした。
わたし以外誰もいないということもあって、気が付いたら木たちに話しかけていました(笑
感動しました~!!!
え゛っ!! 麦平湿原のコバイケイソウ群落って、こんなにも素晴らしいのですね♪
今年は鎌沼も、東吾妻の景場平も、そして月山もコバイケイソウの当たり年という感じでしたが、麦平のそれは、まさに、この世の楽園そのものですね~
こんなコバイケイソウの大群落は、僕も初めてです。
麦平というと、メジャーな登山コースとは違い、落ち着いたたたずまいなので、その自然度もより高いのかもしれませんね。
それにしても、香さんが登られたコースは、とてつもない健脚コースです。
大汗かいて時間をかけて苦労してたどり着いて、あのすばらしいコバイケイソウの大群落と出会いましたら、泣きたくなる気持ちもわかります~
僕も、あのコースは大好きでして、
吾妻連峰では、古典的な名コースなのです。
僕も以前に、僕のホムペサイトに記事を入れたことがございます。
以下のアドレスをクリックしてご覧ください。
http://yamagatuko.sakura.ne.jp/tutiyu/fundoshi/top/fundoshi.top.html
ここのコースは、僕も4回しか登ったことはございませんが、
冬山スキーやる人々は、高山からこのコースを滑り下って、土湯に至るのです。
ここは、土湯から高山までの森林の垂直分布を観察するには最高のコースなのです。 国有林ゲートから的場川コース分岐を経て瀬峰に登り、途中、通称「ふんどし」と呼ばれる尾根を経由して麦平に至るので、僕らの仲間うちでは「ふんどしコース」として有名です。僕らの大先輩たちから受け継いだ、古典的名コースなのです。
それまでブナ林帯だったのが、「ふんどし」を過ぎると、最初にコメツガの樹が見え、やがてクロベが混ざるオオシラビソ林となり、その亜寒帯針葉樹を抜けると麦平に至り、その湿原風景に感動いたしますよね!!!
オオシラビソやクロベのお写真が素敵です。
ウエーブがかった樹形は、強い西風の影響を受けた風衝樹形かなと思いました。
いや~、懐かしいコース、
そして、あまりにもすばらしい麦平のコバイケイソウ大群落の素敵なお写真♪
ありがとうございました♪
>やまがっこうさん
コメントありがとうございます。(コメント、1つに合わせました)
麦平へは、おととしあたりから気になっていて、、遠いせいもあってなかなか足が向きませんでした。
が、今回行ってみてとても満足しました!
この世の楽園・・まさにその通りでした。
木道や踏み跡らしい場所が見当たらず、自然そのままの雰囲気がとても好きになりました。
と同時に、あまり立ち入ってはいけないような・・そんな雰囲気も感じました。
(でも、また行きたいです。笑)
やはり健脚コースだったのですね。
だいぶ疲れました~・・。
男沼近くのゲートから続く道のような、登りのきつくない道なら長く歩いても苦じゃないのですが、、本格的な登りになると、きついです。
それを乗り越えてたどり着いた場所だったので、達成感がありました。
やまがっこうさんのサイトも拝見いたしました。
出かける前に見れたらよかったのに・・と思いました(笑
情報満載で見応えのあるページですね。
晩秋が良いなぁと思っていましたが、新緑もすばらしいのですね。
実は、登るのに精いっぱいで、「ふんどし」という場所がよくわからずに過ぎてしまったので、次回はポイントを確認しながら余裕をもって行きたいです。
登るにつれて目にする木々が変わっていくの、おもしろかったです♪
ウェーブの木は、風によってできたものだったのですね~。
自然の力はすごいです。
そのうち、木の種類もしっかりわかるようになりたいです。
コバイケイソウの当たり年に出かけられたことも重なり、とても良い思い出になりました^^
高山のコバイケウソウの映像をときどきうっとりと思い出しています、、。
また香さんの写真に出会えて嬉しいです♪♪
>雀さん
コメントありがとうございます。
コバイケイソウ、次はいつ会えるでしょうか^^
今から待ち遠しいです・・。